2016年も、音楽コンクールの一つであるコンコルソムジカアルテに出場する予定の音楽家がいらっしゃることでしょう。
その音楽家は、そのコンクールで受賞した方の姿を見るにつけて、自分にだって大舞台で観客からの拍手喝采を浴びる資格があると感じたかもしれませんね。
多くの音楽家は、音楽活動を通して一人でも多くの方に感動を与えたいと強く思っているのは間違いありません。
だからこそコンコルソムジカアルテに重きを置いている音楽家が数知れない程居ても可笑しくないです。

京都・高台寺で開催されたコンコルソムジカアルテの受賞者は、女性演奏家が多いなと私は感じました。
女性ならではのきめ細やかな旋律が、多くの観客を虜にしていたのが窺えます。
その音楽コンクールで受賞した女性演奏家は、自らの演奏活動を後押しすることにつながるコンクールに出場して本当に良かったと思えてきたことでしょう。
その女性演奏家は、演奏する度に演奏家としての自信と名誉が確立されていく手応えを感じていたはずです。